がんは一般的な病気と違い、『完治(かんち)』という言葉を使いません。
特定のがん細胞を完全に取れば『根治(こんち)』したとは言いますが、それでも、転移の可能性があるので『完治』したとは言わないのが一般的です。
そんながん治療の世界で使われる言葉に、
「5年生存率」 があります。
5年生存率とは、がんと診断されてから5年後に生存している確率を数字にしたものです。
主に、部位別の生存率を表す目的で使用することが多く、早期発見、早期治療が進んでいる現在では、この5年生存率の改善もめざましいものがあります。
以下は主な部位の5年生存率です。
※男性のデータです。女性は胃がんを除いて総じて男性より数値が高いです。
(%) 昭和52〜56 平成4〜8 平成9〜11
胃 59.1 58.1 58.8
直 腸 55.1 67.0 72.2
肝 臓 9.3 43.2 38.6
すい臓 4.0 14.9 4.2
肺 22.2 35.3 35.9
食 道 18.0 39.8 42.7
前立腺 31.3 94.5 98.9
女性
乳 房 78.3 77.1 78.0
子宮頚部 72.8 79.8 78.2
特に注意していただきたいのが、
肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、肺がんです。
早期発見と正しい治療を行えばがんは治る病気なのです。
その前に健康に気を使うことが一番有効な対策かもしれませんね。
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